作ってたのしい、食べて美味しい豆料理の作り方

豆料理の基本(もどし方〜保存)
ひよこ豆のレシピ ファラフェル フムス
 パスタ・エ・チェーチ
  チャナ・マサラ
その他の豆レシピ カリブ風煮豆
基本その1:乾燥豆のもどし方
@まず洗います。小石やゴミはもちろん、しなびた豆や水に浮いた豆、傷や欠けのある豆をとりのぞきましょう。
Aつぎに乾燥豆を水でもどします。水の量は豆の約3倍が目安ですが、大豆はよく水を吸うので多めに、など種類によってちがいます。暑い時期は冷蔵庫でもどしましょう。
急ぐ場合には「缶詰を買う」という方法もありますが、いきなり沸騰させ、1〜3時間蒸らすという方法もあります。
また、もどさずに直に煮ても、時間をかければちゃんと煮豆になります。
B豆がもどったら、ゆでる前につけていた水を捨て、新しい水に替えましょう。

基本その2:乾燥豆のゆで方
@豆は微量ながら有害物質も含まれているので必ず沸騰した水でゆでましょう。水の量は約3倍、豆の上約5cmくらい。
A沸騰後火を弱め、やわらかくなるまで煮ます。途中で水が減ったら補ってあげましょう。時間は、豆の種類や古さ(古いものは時間がかかる)によって異なりますので、ちゃんと食べてみて確認してください。ちなみにひよこ豆は結構時間がかかり、1時間〜2時間はゆうにかかります。のんびり待ちましょう。柔らかく煮るためには重曹を使うといいみたいです。
Bアクの強い豆などはゆでこぼしてアクをとります。豆好きならあまり神経質になることもないでしょう。
C味付けは豆がやわらかくなってからというのが基本ですが、タマネギやセロリなどと一緒に煮るレシピもあります。


基本その3:豆の保存方法
乾燥豆は保存性がよく、数ヶ月の保存は当たり前です。ただし、古いものほどゆでるのに時間がかかります。あれもこれも、とたくさん買ってしまいがちな豆ですが、気をつけましょう。
また乾燥豆は密閉容器に入れて保存しましょう。左の写真のように透明の瓶などに入れると一種のインテリアとしても楽しめます(豆好きだけか?)。豆の存在をうっかり忘れないという効果もあります。
ゆでた豆は冷蔵庫で4〜5日の保存が可能です。冷凍しておくという手もありますので、せっかく時間をかけてゆでるのですから、たくさんゆでましょう。サラダやスープ、カレーにちょっと入れるだけでも料理の風格が違って便利です。ただしこの場合、味付けは食べる前にしましょう。

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